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変動金利が0.25%上がると毎月の返済はいくら増える?5年ルールも含めて試算

変動金利で住宅ローンを借りていると、「金利が0.25%上がった」というニュースが気になるはずです。ただ、金利が上がっても毎月の返済額がすぐに増えるとは限りません。この記事では、借入額5,000万円・35年の例で、0.25%・0.5%・1%上がったときに返済がどう変わるかを、このサイトのシミュレーターで試算します。

結論:毎月の返済は「5年ごとの見直し」で増える

多くの変動金利型の住宅ローンには「5年ルール」と「125%ルール」があります。

  • 5年ルール:金利が変わっても、毎月の返済額は5年ごとにしか見直さない
  • 125%ルール:見直しで返済額が上がる場合でも、それまでの1.25倍までに抑える

このため、金利が上がってもしばらくは毎月の返済額は変わらず、その間は返済額の中の「利息の割合」が増えていきます。返済額が実際に上がるのは、5年ごとの見直しのときです。

5,000万円・35年・当初0.8%の場合、当初の毎月の返済は ¥136,530 です。1年後に金利が0.25%上がると、見直し後の毎月の返済は ¥6,452 増え、完済までの総返済額は 234.2万円 増えます。

0.25%・0.5%・1%上がった場合の試算

金利の上昇上昇後の金利毎月の返済(見直し後)増える額/月総返済額の増加
据え置き0.8%¥136,530——
+0.25%1.05%¥142,982+¥6,452+234.2万円
+0.5%1.3%¥149,665+¥13,135+476.8万円
+1.0%1.8%¥163,744+¥27,214+987.9万円

借入額5,000万円・35年・元利均等返済、当初金利0.8%。借入れから1年後に金利が上がり、その後は変わらない場合。5年ルール・125%ルールありで、毎月の返済額が変わるのは2031年1月(2026年4月借入れの場合)。

金利の上昇5年ルールあり5年ルールなし
+0.25%¥142,9822031年1月から¥142,1522027年4月から
+0.5%¥149,6652031年1月から¥147,9162027年4月から
+1.0%¥163,7442031年1月から¥159,8642027年4月から

上の表と同じ条件で、毎月の返済額が変わる時期と変わったあとの金額。

金利の上がり幅が2倍になると、毎月の増加額もおおむね2倍になります。総返済額への影響は、残りの返済期間が長いほど大きくなります。

5年ルールがない場合はすぐに増える

金融機関によっては5年ルールがなく、金利が変わると次の見直しから毎月の返済額が変わる商品もあります。この場合、返済額は金利の変化にすぐ追いつくので、増え始めるのは早いものの、5年ルールありの場合より総返済額はやや少なくなります。

上の2つめの表のとおり、5年ルールがない場合は金利が上がった月から返済額が変わります。5年ルールがあれば数年間は返済額が据え置かれますが、その間に払う利息が増えるぶん、見直し後の返済額はやや高くなります。

借入額ごとの増え方

0.25%上がったときの増え方を、借入額ごとに並べました。増える額は借入額にほぼ比例します。

借入額当初の毎月の返済見直し後増える額/月総返済額の増加
3,000万円¥81,918¥85,789+¥3,871+140.5万円
4,000万円¥109,224¥114,385+¥5,161+187.3万円
5,000万円¥136,530¥142,982+¥6,452+234.2万円
6,000万円¥163,837¥171,578+¥7,741+281万円
7,000万円¥191,143¥200,174+¥9,031+327.9万円

35年・元利均等返済、当初金利0.8%から1年後に+0.25%上がった場合(5年ルール・125%ルールあり)。

自分の条件で確かめるには

ここでの数字は一つの例です。実際の返済額は、借入額・残りの期間・いまの金利・優遇幅、そして金利がいつ・どれだけ上がるかによって変わります。シミュレーターでは、金利の推移をグラフで自由に描いて、5年ルール・125%ルールのあり・なしも切り替えて試算できます。

記事の数字は一例です。ご自身の借入額・期間・金利の推移で試算してみてください。

試算結果は入力した条件にもとづく目安です。実際の返済額は、借入先の契約内容や端数処理などによって異なる場合があります。詳しくは免責事項をご覧ください。