10年固定が終わったら返済はいくら?固定期間終了後の金利別に試算
10年固定の住宅ローンは、10年間は返済額が変わらない安心感があります。では、10年の固定期間が終わったとき、返済額はどうなるのでしょうか。固定期間終了後の金利がいくつかのケースで、借入額5,000万円・35年の例を試算します。
固定期間が終わると何が起きる?
一般的に、固定期間が終わると、その時点の金利で残りの期間の返済額が計算し直されます。このとき、改めて固定期間を選び直すか、変動金利に切り替えるかを選ぶのが一般的です。
注意したいのは、多くの商品では、固定期間の終了時に125%ルールが適用されないことです。変動金利の見直しと違って返済額の上限がないため、金利が大きく上がっていれば、返済額もそのまま大きく上がります。扱いは商品によって異なるので、契約内容を確認しておきましょう。
終了後の金利が2.5%なら
固定期間中の毎月の返済は ¥150,655 です。10年後に金利が2.5%に上がっていた場合、返済額は次のように変わります。
| 時期 | そのときの金利 | 毎月の返済 | 前の返済額との差 |
|---|---|---|---|
| 借入当初 | 1.4% | ¥150,655 | — |
| 2036年4月 | 2.5% | ¥170,994 | +¥20,339 |
借入額5,000万円・35年・元利均等返済、2026年4月借入れ。毎月の返済額が変わる時点だけを並べています。
返済額は一度に ¥20,339 増えます。固定期間中に元金が減っているぶん、金利の上昇幅のわりには増え方が抑えられていますが、それでも毎月の家計には大きな変化です。
終了後の金利別の比較
| 当初の毎月の返済 | 毎月の返済(最大) | 総返済額 | 総返済額の差 | |
|---|---|---|---|---|
| 終了後 1.5% | ¥150,655 | ¥152,4392036年4月〜 | 6,381万円 | — |
| 終了後 2.0% | ¥150,655 | ¥161,5562036年4月〜 | 6,654.5万円 | +273.5万円 |
| 終了後 2.5% | ¥150,655 | ¥170,9942036年4月〜 | 6,937.7万円 | +556.6万円 |
| 終了後 3.0% | ¥150,655 | ¥180,7502036年4月〜 | 7,230.3万円 | +849.3万円 |
借入額5,000万円・35年・元利均等返済、2026年4月借入れ。10年固定1.4%で、11年目からの金利が表のとおりの場合。
終了後の金利が3.0%なら、毎月の返済は ¥30,095 増えます。
固定期間中にできる備え
- 終了の1〜2年前に試算する:その時点の金利で、終了後の返済額を見積もっておく
- 固定期間中に繰上げ返済する:残高が減っていれば、終了後の金利が高くても返済額の増え方は小さくなる
- 選び直しの候補を考えておく:再び固定にするか、変動にするか、ほかの金融機関への借り換えも含めて比べる
自分の条件で確かめるには
シミュレーターでは、金利タイプで「10年固定」を選ぶと、10年ごとに金利を変えられます。終了後の金利をいくつか試して、返済額の変化を確かめてください。
試算結果は入力した条件にもとづく目安です。実際の返済額は、借入先の契約内容や端数処理などによって異なる場合があります。詳しくは免責事項をご覧ください。